桜はほとんど終わってしまっていましたが、ブルックリン ボタニックガーデンは日本庭園も、シェイクスピアガーデンも春の花に溢れていました。
ボブ・ブルックマイヤー メモリアル
4月11日、セントピーターズ教会で去年12月15日に亡くなられた偉大なるトロンボーン奏者、作曲家、そして編曲家であったボブ・ブルックマイヤーさんのメモリアル式典が行われました。
ボブの暖かい人柄、鋭いユーモア、そして絶対に妥協をしない作曲姿勢など、彼の友人たちによって披露される心温まるエピソードに何度も笑って、何度も涙ぐみました。
ヴァンガード・オーケストラの演奏によるボブの曲たちに心がざわめいたり、飛び回ったり、私自身がそれぞれの音となってストーリーの一部となったような錯覚でくらくらしました。
本当に素晴らしい式典でした。
彼は素晴らしい音楽家であっただけでなく素晴らしい教育者でもあったので、彼の音楽に影響を受けた演奏者・作曲家の数は膨大です。
私は直接指導を受けるチャンスは残念ながらなかったのですが、ニューヨークへ来るきっかけの一つとなったBMIジャズ・コンポーザー・ワークショップは1988年にボブがManny Albamと立ち上げたものでした。このワークショップのおかげで書かれ、演奏された新しい音楽の数々、たくさんのディスカッション、ここから新しく派生した作曲家グループなど、ジャズ作曲家たちに与えた影響は多大です。
お会いすることができなかったことがとても悔やまれますが、私の人生はボブの音楽、彼が関わったたくさんの人たち、彼の教え子たちの音楽、そしてワークショップなど大きな影響を受けました。
ボブがいなければ私も今ここにはいることはなかったと思います。
たくさんの本当に本当に素晴らしい音楽をありがとう。同じ時代に生まれたことを幸運に思います。
フレッド・ハーシュ・トリオ@ヴァンガード
先週は最も素晴らしいピアニスト/作曲家のひとり、フレッド・ハーシュのヴィレッジ・ヴァンガードでのコンサートに行ってきました。
火曜日から日曜日までの6日間のライブはライブ@ヴィレッジヴァンガードとして発売されるそうです。
スタンダードの曲たちに加えてこの間亡くなったドラマー、ポール・モチアンに捧げる美しいバラードなど、新曲も数曲披露してくれました。
アンコールには季節柄、ソロでヴァレンタインという曲を演奏してくれたのですが、この曲は歌手のノーマ・ウィンストンとのデュオアルバム、”Songs & Lullabies”に ”A wish”というタイトルで入っている何とも美しい曲です。ピアノソロも素敵でしたが、ノーマ・ウィンストンの美しい歌声もぜひとも生でいつか聴いてみたいです。
ライブの前にディナーにBlossomというビーガンレストランへ。ビーガンなのでお肉、お魚、乳製品、卵も使用していないのですが、知らずに食べたらきっとビーガンであることに気づかないであろう、と思われるくらいおいしいです。
Zebulon Cafe の日曜日
たまたま知り合ったひとがウィリアムズバーグにあるライブハウス、Zebulon cafeのオーナーで、日曜日の子供のためのコンサートに遊びにおいでよと誘われていたので行ってきました。
水辺のそばのこじんまりしたバーはフランス語が飛び交いヨーロピアンな香り。
バイブラフォンとアコースティックベースの他に、ベースドラムやらベルやらシンバルやらいろんな楽器が次から次へと登場します。あちこちから子供がきままに舞台に登場し、指揮棒をふったり、ミニマリンバ(?)をたたいたり、ベースドラムを転がそうとしたり。大人もみんなリラックスしてワイン片手に音楽を楽しんでいて、とても素敵な空間でした。
このコンサートはその手法が革新的な指揮者ブッチ・モリスさんがされているもので、コンサートの後少しお話した際の、そのフレンドリーなお人柄も魅力的でした。何年か前に一度ジャズギャラリーで彼の、楽譜なしで指揮だけで曲を演奏するというワークショップを見てとても興味深かったのを覚えています。これは子供向けだけど、本当はもっと大人向けだよと笑っておられたブッチの次回のコンサートが楽しみです。



































